スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生命のメッセージ展

全国各地を回って、「生命のメッセージ展」が開かれています。先日、近隣の県で開かれていたので、訪れてみました。


五年前に交通事故で亡くなった従兄弟(エイイチ)も、この展示会に参加しています。この世では生きられなくなったけれど、ここには魂があって大切な事を伝えたいんだ!と訴えているかのように、等身大パネルと靴が置かれていました。

IMG_0513.jpg IMG_0516.jpg

ここには、交通事故や殺人、いじめなど、不条理な理由で命を奪われた人たちの家族が、被害者本人の気持ちを代弁するかのように、命の重みについて切実なメッセージを送っています。
当時、19歳だったエイイチは、信号無視の車にはねられて命を失いました。加害者の男性は、以前から何度も違反を繰り返してもなお自覚のない運転を続け、ついに死亡事故を起こしてしまったのです。さらに違反を隠蔽するために、嘘の証言を繰り返し主張…。まさにエイイチは「死人にくちなし」の状態でした。幸い、目撃者の証言により加害者男性は逮捕され、エイイチの無念は少しばかり晴らされましたが、生き返ってこられないという辛い現実はやはりどうしようもなく遣りきれません。
沢山の夢を抱いていたエイイチの人生は、突如として終止符が打たれ、残された家族の心には一生癒えない深い傷を残しました。

家族が、この「命のメッセージ展」への参加を決断するまでには、きっと強い葛藤があったと思います。だけど、エイイチの死を無駄にしたくないという思いと、世の中の人たちが「死」に直面する際、犯罪的な被害者及び加害者のどちらにもならないで欲しいという強い願いが込められているように感じます。

この展示会では、人は当たり前のように生きているけれど、命があるということはとても価値のあるものであり、周りにある沢山の命もまた尊いものであるというメッセージがひしひしと伝わってきます。

罪のない人を死に追いやる場合(犯罪的な場合)、加害者のほとんどは罪の意識が薄い。「悪いことだ」と漠然とは判断できても、犯行時は理性を失い、被害者やその周りの人の気持ちがわからなくなる。自分の怒りや妬みを発散するために、人を傷つける。にもかかわらず、罰を恐れて逃亡、否認、黙秘などと卑怯な手段で、自分を守る。とても勝手で軽率な行為ですよね。人を思いやること、自分を戒めることを学ばない人たちの愚かな犯行…。最近では特に残酷な犯罪が多い。善悪の判断、抑制のできない人格が出来てしまうとなかなか修正が難しい…
エイイチの事故でも、相手の男性は卑怯だった。事実を認め、懸命にエイイチの回復を祈ってくれる姿勢があれば、家族の気持ちもここまで複雑にはならなかったのでは…と感じます。

世の中の歪んだモラルに訴えるように並んだパネルの顔は皆優しかったけれど、それだけに強い悲しみと悔しさが滲んでいました。

IMG_0518.jpg

会場では、赤い糸が配られ、今まで結ばれてきた糸に繋げてゆくのですが、その糸はもうとても大きな糸巻きの球体となっていました。沢山の人が訪れ、亡くなった方たちの意志を少しでも胸に残してくれた証だと思います。

自分も含め、世の中の人が生きる意味を感じ、人を思いやれる人であってほしいと強く思います。
今の私には、未来の社会のためにも子育てが大切な課題です。「育児は育自」、まだまだ未熟な自分ですが、子供たちと一緒に人間らしく優しい人に成長していかなくてはと思いました。

スポンサーサイト

Trackback

Trackback URL
http://ministar30.blog102.fc2.com/tb.php/189-80851ed8

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール

asterisk

Author:asterisk
Hi! Welcome.
I'm writing the diary of my life.

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。