スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

過去から今へ

hon


先日買った「ドイツイエロー、もしくはある広場での記憶」という本。
面白みはないけれど、少しさみしそうな文が結構好みだった。

私の性格は楽観的でどちらかと言えば明るい方だと思うけど、本や絵の中にはどこか寂しい雰囲気を求めてしまう。 一人で静かに物思いにふけられる心地が好きだから。

この本は短編集で、どれも過去の人(恋人)を追憶してゆくストーリーだった。
言葉では表しにくいけれど、時々共感できる微妙に切ない文の世界に入れたかな。読んでいると、自分の過去も思い出す。

私も今まで、それなりに恋愛をしてきたけれど、そんな思い出は、ふわふわと今の気持ちに影響することはあまりない。
だけど、ある男性の言葉は時々ふっと思い出す。その人とは数えるくらいしか会ってなかったし、私の片想いに過ぎなかったように思う。すぐに忘れてしまうくらい短い付き合いだったし、お付き合いと言っていいのかも迷うほどなのに…

彼ははっきりとした話し方だった、私の好む趣味を持っていた、勉強してた、あと洋楽も好きだったかな…このくらいの事しかわからない。なのに、それだけですごく惹かれてた。
それまで、趣味の合う異性が自分の周りにいなかったからか、彼から聞く旅行や写真の話はすごく楽しかったし、彼のはっきりとした言葉には、色々考えさせられる事もあった。私も結構はっきり言う方だけど、彼には全然及ばない。彼の言葉は鋭くて残る。
そして、何か私の知らない世界を目指して向かっていってるような雰囲気に憧れた。

自分の引き際を感じながら…。

恋愛って本当に切ない。好きになったらどんどん気持ちが膨らんでいくけれど、時には萎ませた方がいい場合もある。気持ちを抑える時が苦しい。彼への憧れが増すごとに不安になった。忙しそうな彼には素直に甘えられなかったし、彼も私を望んでないように感じて、連絡をやめた。自信なかったんだろうな、あの頃。一人で泣いた夜が懐かしい。

今なんて、感動ドキュメンタリーで大泣きするか、旦那さんと喧嘩して悔し泣きするくらいしかない(笑)
あれからもう何年も経った今は、お互いに結婚してそれぞれ全く別の環境で生活している。彼も楽しく幸せに暮らしているみたい。

ほんとに幸せでいて欲しいと思う人。

私は彼が「偽善者」と言った医療職の道に進んだ。今でもその言葉を思い出すと、身が引き締まる。そう思われないような仕事がしたいと…
不思議だけど、一瞬に出会った人の言動が、今の自分に影響を与えている。当時、彼がどう思っていたかは知らないけれど、振り返れば私には貴重だったように思える。その人の言葉や姿勢に憧れを抱いた事は、プラスになった。

これからも色んな事に頑張っていこうと思う。そして楽しく活きていきたい♪
私も人に影響を与えられる人になりたいな!



そんな事を考えながら本を読み終えた。
スポンサーサイト

Trackback

Trackback URL
http://ministar30.blog102.fc2.com/tb.php/19-c8394886

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール

asterisk

Author:asterisk
Hi! Welcome.
I'm writing the diary of my life.

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
このブログをリンクに追加する
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。