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幸せで切ないおやつ

20081102215742
今日、旦那さんの知人がお見舞いに来てくれた。

(私的には、きれいにおめかししてからお会いしたかったが…こればかりは仕方ない。ノーメイクでごめんなさい)

差し入れは、地元でも美味しいと有名なケーキ屋さんのシュークリーム♪
入院後、初めて食べるスイーツになった記念すべきシュークリーム!

今まで減塩食だったから、私の舌は薄味対応となっている。だから、余計にカスタードクリームの味が濃厚で甘く、シナモンの香りが響いてくる。

なんて美味しいんだろう。

彼は、旦那さんの昔の飲み友達で歳は旦那さんよりも15ほど年上のおじさま。
なんとなく気が合ってそのままずるずると付き合いが続いてきたらしい。

そして、彼は何かとセンスのよいgentlemanで、ワインやケーキなど、必ず美味しいものを選んで、記念日に差し入れをしてくれる。

しゃべる時には、私とあまり目を合わさないくらい照れ屋な方なのに、心はロマンチックの塊なのだ。
全く色気はないが、人を喜ばして素直に喜んでいるおじさまを素敵な人だと、私は思う。

特に最近は、出産という事で、赤ちゃんの誕生日にプレゼントを持ってきてくれたりと、こちらが遠慮してしまうほど、何かと気をきかせてくれた。

だけど、そんな彼は闘病中…。腎臓病らしい。
一年ほど前は、メタボリックを気にしていたのに、今はガリガリと青白くなってしまった。

透析か移植か?の選択を迫られた結果、移植の道を選んだらしい。もし、移植が成功すれば助かる可能性はあるが、成功しなければあと10年も持たないと言う…

そして、そんな彼の職場はお医者さん。医者という職業はむごいのかも知れない。知りたくもない自分の病気を知ってしまうのだ。命のタイムリミットを自覚して生きていかなくてはならない…
同じ病気の人が亡くなっていくカルテを見ると、恐ろしく切なくなる事があると言う。

今、どんな気持ちで生きているのだろうか?
結婚が遅かったせいもあり、まだ幼い子供が二人いる。自分のために家を守ってくれていた妻もいる。

家庭を持つ働き盛りの男性が、病気のためにあと一年で仕事を辞めて、治療のために生活をする未来像は、想像を絶する気持ちだと察する。私のような甘ったれだと、既に欝となってしまうだろう…

それなのに、彼はニコニコと笑顔で、私の病室へやってきた。自分が食べたくても食べられないスイーツを持って…

久々のスイーツに幸せを感じたけれど、食べおわった後から、なぜか涙が出るくらい切なくなってしまった…

優しさは、時として痛い。与えられると切なくなる優しさは、なんと表現すればいいんだろう?

“強い強さ”なのかな。
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